もう泣き寝入りはしないぞ!遺品整理の見積もりで最も大切な2つのポイント

どの業界でも料金トラブルはつきものですが、遺品整理業界においてよく聞く料金トラブルは「追加請求」ではないでしょうか。
遺品整理業界での追加請求とは見積もり時に伝えられていた金額以上の金額を作業終了後に請求されてしまうことを言います。

この追加請求も不法投棄やネコババと同様に非常によく聞くトラブルです。
インターネットで調べて頂くと沢山の被害者の声を知ることが出来ます。
この追加請求の手口について少し深堀りしてみましょう。

ひと昔前に横行して手口はいわゆる「脅し」でした。
いろいろな難癖をつけて語気を荒くしてご依頼主が考える余裕をなくし不当に法外な料金を請求することでした。
しかし時代は進みこのような古い手口を使う業者さんは噂にも聞くことは無くなりました。
今ではその手口は巧妙化してきており、「悪徳業者もしっかりと人を選ぶ時代」と言われています。

ではどのような方がターゲットとされてしまうのか。
悪徳業者に選ばれる人は「人のよさそうな富裕層の方」です。
富裕層の他人のよさそうなおじいさんやおばあさんをみるや、その懐具合や足元を見てはじまるのです。
「予定よりも物量が多く、人もトラックも多く使ったので・・・」
そんな言葉を切り口にして、中には数十万単位で追加請求させてしまう被害も出ています。
こちらの追加請求、されたとしても断ればいいだけ、そのように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それはもちろんその通りなのですが、中には払ってしまう方も多くいらっしゃいますし、そういった方が選ばれてその対象とされているのです。

なぜ被害者の方々が支払ってしまうのか、ここにも巧妙な手口が隠されています。
意外にも作業は丁寧に行われます。

若いスタッフが一生懸命に汗水たらして一日中片付けて、重い物も必死に運ぶ姿を目の当りにするんです。
その結果人の良い方ほど断ることが出来ないようです。
そのことを家族に話したりしたタイミングで追加請求の被害にあっているのだと気付く方も多いいそう。
実際にご自身のお父様やお母様がこの被害にあったと想像してほしいと思います。
追加請求の額が2万円ですとか5万円であれば、まだ本当に業務の延長線上で必要になってしまった事が考えられますが、数十万円となると単純に業者側の見積もりミスでしかありません。

このような被害にあわないために気を付けるべきポイントは2つ。

  1. そもそも追加請求が悪徳業者の手口の一つだと知っておく
  2. 見積もり時に追加請求がどのような場合に発生するのか明確にしておき、その内容をしっかりと見積書に明記してもらう

以上の2つで悪徳業者に選ばれることの無いご依頼者に少なからず近づけるはずです。

今回は遺品整理業界の三大トラブルの中の追加請求についてでした。

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稲葉壮一

Soichiro Inaba

笑顔相続サロン 埼玉代表

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東京都足立区千住東2-1-6 プリモ北千住
TEL : 03-6679-6276
得意分野:保険・FP|相続コンサル

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稲葉壮一

Soichiro Inaba

笑顔相続サロン 埼玉代表

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埼玉県草加市青柳6-51-1
TEL : 0489-51-4215
得意分野:遺品整理・生前整理|遺品買取|残置物撤去|特殊清掃|現状回復