大切な身内が亡くなったのに悲しむ暇も無いのが現実。プロの遺品整理業者に仕分けを頼むことの優位性。
皆様は遺品整理業者がする「仕分け」についてどのようなイメージを持たれるでしょうか。
皆様がご自身でご自宅の遺品整理をされる場合にまず気を付けるのが、可燃物、不燃物、ビン、カン、ペットボトル、蛍光灯、電池・・・と分別を気にされる方が多いかと思います。
ですが遺品整理業者のする仕分けは根本的なところから異なってきます。
遺された家の中にはどんな物が遺されているのかから考えてみましょう。
最初は思い出の物かどうかという視点で見てみましょう。
家族みんなの思い出の物、遺族には分からないが故人にとっては思い出の品、故人には思い入れがないが遺族にとって大切な品々など。
次に価値があるかどうかという視点で見ていきましょう。
誰が見ても分かりやすく価値がある物(貴金属類・宝石・ブランド品・時計)、故人が趣味で集めたが遺族には価値があるのかも分からない物(骨董品、楽器、オーディオ、アンティーク品)など、色々あるはずです。
ここでわかるのは見る人の視点によりそれが思い出の物なのかも、価値がある物なのかも変わるという事です。
その他にも個人情報といった十分に注意をしないと危険なものもあります。
そもそも論になりますが家に残された物をどのように扱うのかという、根本の話になってきます。
家の中の物を「遺品」として扱うとした場合に家の中の物はどのように扱われるべきなのかを考えてみると、とても自然と仕分けることが出来るかもしれません。
まずは姿かたちをそのままに次に大切に使ってくれる方に橋渡しが出来れば、それは故人も喜んでくれるのではないでしょうか。
また使ってくれる方に橋渡しをする際に価値がある物は当然「買取り」という形でそれができれば、遺族にとってもうれしい結果になるでしょう。
だからこそ多くの品々を幅広く買取りが出来る(価値を見極められる)スタッフが仕分け作業をすることが望ましいことだと思います。
二次流通での市場価値は難しい物で次の方に使っていただけるものは「寄付」されるべきですね。
次に思い出の物や想いがこもった物はどのように扱われるべきでしょうか。
お手紙やお人形、お写真、お札、お守りなど、想いがこもるといわれ、魂がこもるといわれる物も家には遺されていると思います。こういったものはお寺や神社で供養されてからお焚き上げをするなど、その想いに寄り添った扱い方がされるべきではないでしょうか。
また個人情報に関してはとても気を配るべきで、不法投棄の回でもお伝えしましたが個人情報の漏洩のリスクは決して低くはありません。
名前、住所、電話番号含め家の中は個人情報の山です。
だからこそ簡単に可燃ゴミにせず、しっかりと仕分けをして漏洩の無いように個人情報が記載された書類は専門施設で溶解処理すべきです。
まずは遺族の皆様が家に遺された全ての品を「遺品」として考えてみてください。
そのような高い意識をもってお任せする業者選定を行う事で、
ご先祖様に恥じることない、遺族にも後悔の無い遺品整理を行うことができるのではないでしょうか。