大手不在の業界に風穴を開ける!遺品整理業界の闇の部分に切り込みます。需要過多に潜む負の連鎖とは?
あなたの身に遺品整理が必要となった場合、どこに頼んだら良いか安心できる大手業者の名前がすぐに浮かびますか?
すぐに特定の遺品整理業者の名前が頭の中に浮かぶ方は恐らく少数だと思います。
安心して依頼できる遺品整理業者の名前がすぐに浮かばないのも当然です、
遺品整理業界は大手不在の業界だからです。
安心できる大手が不在の業界なので、
遺品整理が必要になった際にどこにどこに頼んでいいのか分からずに
トラブルの絶えない業界となっております。
そのトラブルの多さはお昼のワイドショーや週刊誌の特集はもちろん、
インターネットで検索すればすぐに分かるはずです。
今回は遺品整理業界になぜトラブルが絶えないのか、その発生原因について考えていきたいと思います。
以前、書店は投資をはじめとするマネーリテラシーに関する書籍で埋め尽くされる勢いでしたが、最近では相続関係の本がたくさん並ぶようになりました。
TV番組でも相続の特集が組まれ、週刊誌でも特集されていることで相続業界全体に対しての注目度の高さを感じることが出来ます。
注目度の高さはすなわちそのまま需要の高さです。
この溢れる需要を求めて相続業界に新規参集してくる業者が年々増え続けています。
ここ数年は相続業界の新規参入ラッシュと呼ばれております。
しかし現在は多くの業者が参入したことにより、沢山の業者がふるいにかけられる時期が来ているのも事実です。
それは相続業界の中のある遺品整理業界も例に漏れず、遺品整理業界のトラブルの大きな要因であることは間違いありません。
溢れる需要を求めて新規参入した業者は知識、経験、理念を持たずに参入してくることも少なくはありません。
するとその業者はどのようにして集客していくのでしょうか。
集客の為に安売り競争に走ってしまう業者も決しては少なくはないはずです。
お客様に安価で質の良いサービスを提供することは決して間違った事ではありません。
しかし、その安売り競争が過度に進んでしまった先には何が待っているのでしょうか。
知識、経験、理念を持たない業者のなかには誰でも簡単に触れることが出来るインターネットを舞台にして、熾烈な安売り競争を繰り広げている業者も少なくはありません。
受注の為の安売り競争の結果、利益も出ないような金額での受注が多くなっていきます、しかしその中でも利益を出し続けていかなければならないのです。
その為には経費節約の名のもとに行われる「不法投棄」や「ネコババ」、それでも足らなければ「追加請求」と、遺品整理業界の中で悪名高い三大トラブル発生の原因となっているのです。